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純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落

strong>本, 井上 智洋

純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落本ダウンロードepub
によって 井上 智洋
3.7 5つ星のうち22 人の読者
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内容紹介 2030年頃にAI は、人間と同等になったり人間を超えたりはしないものの、人間の知的振る舞いをぎこちなく真似る程度には進歩している可能性があります。人間の知性に近いそのようなAI を手にしたものが、次世代の経済的覇権や政治的覇権を手にするでしょう。 それゆえ、AI の進歩の遅れている日本のような国は没落し、進んでいる中国のような国は飛躍的に経済力や軍事力を伸ばして、覇権国家となるでしょう。AI 時代に世界は大きく分岐するのです。 本書は、AI が持つ暴力的なまでの巨大な力の正体と、それが一体どんな便益や害悪をもたらすのかを明らかにします。 AI は爆発的な経済成長をもたらすとともに、多くの雇用を破壊し格差を拡大させるかもしれません。私達の生活を便利にし豊かにするとともに、私達を怠惰にして堕落させるかもしれません。犯罪のない安全な社会とともに、人の悪口や不道徳な行い、政府批判を一切許さないような偏狭な監視社会をもたらすかもしれません。 第1章は導入で、第2章以降を読み進めるのに必要な基本的な知識を提供する役割を担っています。 第2章では、AI がどのような技術でどこまで人間の知的振る舞いを真似ることができるのかについて検討します。 第3章では、AI がどのように人々の雇用を奪ったり、格差を拡大させるのかを論じます。 第4章では、さらにそれを経済理論に基づいて議論します。AI による爆発的な経済成長の始まりを、本書では「テイクオフ」(離陸)と言います。テイクオフの時期には、国によるばらつきが生じます。早めにテイクオフする国々と遅めにテイクオフする国々との間の経済成長に関する開きを「AI 時代の大分岐」と呼びます。 第5章と第6章で説明するように、過去に「新石器時代の大分岐」と「工業化時代の大分岐」という二つの同様の開きが生じました。これらの章では歴史的にどのような国や地域が繁栄したかということについても議論します。そのうえで第7章で、「AI 時代の大分岐」について論じます。 最後に第8章で、AI時代に人々が豊かになるには、国家が何をなさなければならないのかを検討します。 内容(「BOOK」データベースより) AI(人工知能)とはいかなる技術で、どこまで人間の知的振る舞いを真似ることができるのか、どのように人類の労働と社会構造を変化させるのか、爆発的な経済成長の始まりとは何か、人々が豊かになるには国家が何をなすべきなのか、日本はどのような運命をたどるのか―。初めて知性を獲得した「機械」が持つ巨大な力の正体を明らかにし、その哲学的な意味や経済的・社会的な影響について多角的に解明する骨太の文明・経済論。 著者について 井上 智洋駒澤大学経済学部准教授。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論慶應義塾大学環境情報学部卒業、IT企業を経て、早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2017年から現職。博士(経済学)。 人工知能と経済学の関係を研究するパイオニアとして、学会での発表や政府の研究会などで幅広く発言。AI社会論研究会の共同発起人をつとめる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 井上/智洋 駒澤大学経済学部准教授。慶應義塾大学環境情報学部卒業、早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2015年4月から現職。博士(経済学)。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
縦横無尽というべきだろう。人工知能がもたらす第二の大分岐(生産性の世界的ギャップの拡大)を主張しつつ、一方で、それが幸福な社会をもたらすとは保証されていない未来を記述している。思い返せはニューヨークの街頭は馬車の走る風景から10年で自動車に置き換わった。著者によれば再分岐は2030年代にこそ生じる。そして技術進歩による雇用の代替、すなわち技術的失業のリスクが現状の経済学界では軽視されてるという。議論はガンディに言及し、毛沢東に触れ、マルクス・エンゲルスを引き、無論ケインズを経る。ドゥールズとガタリに触れる部分は私の守備範囲を超えていた。あとスキゾ?の話もでてくるけどよくわからなかった。いずれにしても『ホモデウス』にて議論される技術的による人間の更新と、『リオリエント』で議論されるような経済的中心のアジアへの回帰(より具体的には中国の再大国化)を、総合したストーリーを描く。「不用階級」と「不老階級」への二分化はまだ先かもしれない。しかし前者はシステム合理化によるメガバンクの人員削減として訪れ、目下の高価医薬の登場は後者の論点を示す。著者は所感と主張を率直に述べる。なかでも副題にも表れるように日本への視線は厳しい。著者は最終的に国家と政府の再機能化に期待をかける。なによりも著者の持論であるベーシック・インカム(BI)の導入が不可避だとする。しかしその国の政策執行力に目を向けると、中国こそが「第四次産業革命」に賭けている。その成否は明らかではないが。本書は著者の主著になるだろう、分厚いし。たぶんスコッチウイスキーでも飲みながら読むのに向いている本だ。著者は異様な速度で進展する技術動向と社会の変化に並走しながら熟考している。最終的に技術の否定と賛美のいずれにも与しない。偉いセンセイでも答えを持っていない。従って最終的に読者がそれぞれの問題群を考えるしかない。それこそが必要だと思う。

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